精神科医、平光源先生と不登校のこと

 

ゆうこりんの朝活がご縁で

平光源先生のお話を伺うことができました。

 

先生のご著書はこちら

 

先生の柔和な表情、穏やかな話し方、

人への愛情や、

患者さんに真摯に向き合われている姿勢が

随所に感じられる貴重なお話でした。

 

 

その中で不登校についてのお話があったので

メモ程度ですが、簡単にシェアします。

 

これからの時代、

AIの発達等の理由で、

学校の勉強は意味がなくなってくる。

 

学校へ行きたくないという気持ちは

ある種、本能的には正常と捉えることができる。

  

 

行きたくない子が増えている

=自分らしく生きたい子が増えている

 

そんな中、どうやって学校へ行かそうかというのは

エネルギーが悪い

  

 

子どもは学校へ行けなくてごめんなさいと罪悪感

行けないことで親を悲しませることに罪悪感

 

親は子育てで何か悪かったのかと罪悪感

 

 

罪悪感は奪うエネルギー

そのエネルギーが振動するので罪悪感は持たなくて良い

 

お互いのそのままを認めて

応援するエネルギーに変えていくこと

  

 

ある男の子は長年の不登校で

自分の年齢が分からなくなっていたほど

 

両親からの日々の細かいダメ出しもあり

自分の外の世界は自分を認めてくれない、という思いがあって

外に出るのが怖かった

 

よく話を聞いてみると

家でいつもしてるオンラインゲームで

世界トップ10に入っていた少年

両親も知らない偉業!

 

 

その業績を先生に褒められ

外に自分を認めてくれる人がいることが分かり

そこから外出が怖くなくなっていった

 

 

自分の価値が分からなくなっている子どもたち 

 


 

そして、

母子関係について先生が話された内容から

今不登校のお子さん向けメッセージになりそうな

こちらの言葉もシェアします。

  


 

子どもは

「親をがっかりさせてもいい」

と思えることが大事

  

 

これが、健全な自己や自分らしい人生の確立には

必要なこと

 

親の期待や要望を満たしてあげられなくて

今世お母さんががっかりして人生を終えたって良い

 

自分の欲求を満たし、

自分が幸せと思える人生を送ることで

 

お母さんは死後、

高次の次元の存在になった時に

自分の至らなかったところに気づき

今子供が幸せでいてくれることに感謝する

 


 

以上、先生の盛りだくさんのお話の中から

一部シェアさせていただきました。

 

 

確かに、

私の娘は親の期待に応えようなんてことは

(多分)微塵も思っていなくて、とにかく好きなように生きている。

 

もうちょっと「いい子」で

親を喜ばせようとか思わないのかな?と

心底不思議だったほど。

(私は親を喜ばすことが行動基準でしたからね〜)

 

一方、不登校になった息子は

とにかく私の顔色を伺うことが多かったし、

共依存的な関係もあって、

私を喜ばせることを

意識的・無意識的にしていたところがあるなあ

  

自分の育児の振り返りにもなりました。

 

 

今日も我が子は元気に生きてる

 

 

この奇跡にもっと心から感謝して

親子として過ごせる限られた時間を大切にしていきたいものです。

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